腹黒幼馴染、天使を捕獲する。
「お母さん。
とにかく、お見合いはしない。
でも今週末はお父さんの顔、見にいくから。
話があるなら、お父さんから直接聞くわ」
「……わかったわ。
朝から時間を取らせたわね。
あ、いい感じに乾いたんじゃない?
……斎もいい秘書を持ったわね。
じゃ、今日も頑張りましょう!」
母は、話は終わりとばかりに仕事モードに切り替えた。
私も負けていられない。
「はい。
常務、本日も宜しくお願いいたします」
……なんか、厄介な事になったなぁ…。
私だって、人を好きになった事がないわけじゃない。
むしろ、うーんと早い時期に、恋をしたのだ。初恋という、憧れに似た気持ちではあったけど、幼いなりに本気だった。
とにかく、お見合いはしない。
でも今週末はお父さんの顔、見にいくから。
話があるなら、お父さんから直接聞くわ」
「……わかったわ。
朝から時間を取らせたわね。
あ、いい感じに乾いたんじゃない?
……斎もいい秘書を持ったわね。
じゃ、今日も頑張りましょう!」
母は、話は終わりとばかりに仕事モードに切り替えた。
私も負けていられない。
「はい。
常務、本日も宜しくお願いいたします」
……なんか、厄介な事になったなぁ…。
私だって、人を好きになった事がないわけじゃない。
むしろ、うーんと早い時期に、恋をしたのだ。初恋という、憧れに似た気持ちではあったけど、幼いなりに本気だった。