私の執事には謎が多すぎる ー 其の一 妖の獲物になりました
「あの三人を信じたら?」
叫ぼうとしたら、また紅玉くんに止められた。
……信じるか。
確かに三人の目は最強の敵を前に生き生きとしている。
風を巻き起こして煌の火の攻撃をかわす隼人。
部屋を飛び回って火の玉を避ける琥珀くん。
そして、ネクタイを氷の剣に変え、炎の剣を持つ煌と対戦する尊。
最初はみんな煌の攻撃を頑張って防いでいたが、やはり力の差は歴然で、まず琥珀くんが煌の火の玉を受けてそのまま城の外に飛ばされた。
「うわ〜!」
琥珀くんの叫び声がするが、私にはどうすることもできない。
隼人も身体を炎に包まれ、「この程度で……死んでたまるか」と顔を歪めてもがき苦しむ。
尊もたまに膝をつき、煌に押されている。
もう見てられなかった。
私は身動きが取れない。
治癒の術さえ使う力も残っていない。
煌が尊の心臓に剣を突き刺そうとしたその時、紅玉くんが尊に向かってあの石のネックレスを投げた。
「お兄さん、受け取って!」
私を守った時のように石がピカーッと光って、煌が弾き飛ばされる。
叫ぼうとしたら、また紅玉くんに止められた。
……信じるか。
確かに三人の目は最強の敵を前に生き生きとしている。
風を巻き起こして煌の火の攻撃をかわす隼人。
部屋を飛び回って火の玉を避ける琥珀くん。
そして、ネクタイを氷の剣に変え、炎の剣を持つ煌と対戦する尊。
最初はみんな煌の攻撃を頑張って防いでいたが、やはり力の差は歴然で、まず琥珀くんが煌の火の玉を受けてそのまま城の外に飛ばされた。
「うわ〜!」
琥珀くんの叫び声がするが、私にはどうすることもできない。
隼人も身体を炎に包まれ、「この程度で……死んでたまるか」と顔を歪めてもがき苦しむ。
尊もたまに膝をつき、煌に押されている。
もう見てられなかった。
私は身動きが取れない。
治癒の術さえ使う力も残っていない。
煌が尊の心臓に剣を突き刺そうとしたその時、紅玉くんが尊に向かってあの石のネックレスを投げた。
「お兄さん、受け取って!」
私を守った時のように石がピカーッと光って、煌が弾き飛ばされる。