HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
私一人なら、何が何でも叩き起こして自分の足で歩かせるけど…

「重くない?」

「これぐらい平気だ」

「では、おやすみなさい…社長に葵さん…」

「おやすみなさい…柏原さん」

「行くぞ…葵」

充斗は素気なく、さっさと先に歩きだす。

「待ってよ!!充斗」

充斗は莉緒を立て抱きに抱き直して、持っていたカードキーと暗証番号でエントランスの扉を開けた。
重厚感溢れるホテルのロビーのような内装。

「気に入ったか?」

「え、あ…うん」

「お前と莉緒の為に買ったんだ…」

「えっ!?」

「高層階は人気あるから…まぁ、偶々一部屋だけ…空き室があったんだ…部屋は海側だけど…窓からは夜景も見える…いい部屋だぞ」


< 111 / 171 >

この作品をシェア

pagetop