HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
凛太郎さんと二人で夜の駅前へと出た。
駅前の繁華街の一角にあった三階建ての雑居ビルの地下にあるお洒落なバーに入る。
「へぇー…駅前にこんなお洒落なバーがあったんだ」
死角になってしまいそうな地下に潜ってる処が残念だった。
私達は一番奥のカウンターにスツールに腰を下ろす。
「お前とこうして飲みに来たのは初めてだな…」
「そうね…」
私が凛太郎さんと会う時はいつも莉緒が居るし、母も居た。
二人っきりになるのは初めてかも。
そう改めて言われると変に緊張してしまい、言葉に詰まる。
二人で水割りをオーダーし、カンパイした。
「空港で偶然…宇佐美社長に会ったよ」
「えっ?」
手に持っていた水割りのグラスの中の氷がカランと鳴り響く。
「お前に頼まれた通り…旦那を演じてやったけど…本当にそれでよかったのか?」
「え、あ・・・そうなんだ・・・うん」
そんな偶然もあるのね…
駅前の繁華街の一角にあった三階建ての雑居ビルの地下にあるお洒落なバーに入る。
「へぇー…駅前にこんなお洒落なバーがあったんだ」
死角になってしまいそうな地下に潜ってる処が残念だった。
私達は一番奥のカウンターにスツールに腰を下ろす。
「お前とこうして飲みに来たのは初めてだな…」
「そうね…」
私が凛太郎さんと会う時はいつも莉緒が居るし、母も居た。
二人っきりになるのは初めてかも。
そう改めて言われると変に緊張してしまい、言葉に詰まる。
二人で水割りをオーダーし、カンパイした。
「空港で偶然…宇佐美社長に会ったよ」
「えっ?」
手に持っていた水割りのグラスの中の氷がカランと鳴り響く。
「お前に頼まれた通り…旦那を演じてやったけど…本当にそれでよかったのか?」
「え、あ・・・そうなんだ・・・うん」
そんな偶然もあるのね…