HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
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充斗からは一億円の慰謝料を受け取っている。
彼に真実を告げるのは当然の義務で。
でも、充斗に莉緒を『貴方の子供だ』と告げても、見合いして結婚する彼自身に迷惑が掛かるような気がする。
「チーフ…コピー刷れてますよ」
コピー機の前でボーッとしている私に部下の川尻さんの声で我に返る。
「あ…刷れてるわね…ありがとう…川尻さん」
「最近、チーフ変ですね…お疲れですか?」
「あ…うん」
結婚式ラッシュの六月。自分のプロデュースしたカップル達の幸せそうな顔を見ている時は疲れも吹っ飛ぶけど、チーフに就いてからの責任の重さは今までと違う。
充斗のコトでも悩み、精神的にも疲れが重なっていた。
「午後は確かまた…宇佐美社長が来社されるんですよね…」
「そうね…」
充斗からは一億円の慰謝料を受け取っている。
彼に真実を告げるのは当然の義務で。
でも、充斗に莉緒を『貴方の子供だ』と告げても、見合いして結婚する彼自身に迷惑が掛かるような気がする。
「チーフ…コピー刷れてますよ」
コピー機の前でボーッとしている私に部下の川尻さんの声で我に返る。
「あ…刷れてるわね…ありがとう…川尻さん」
「最近、チーフ変ですね…お疲れですか?」
「あ…うん」
結婚式ラッシュの六月。自分のプロデュースしたカップル達の幸せそうな顔を見ている時は疲れも吹っ飛ぶけど、チーフに就いてからの責任の重さは今までと違う。
充斗のコトでも悩み、精神的にも疲れが重なっていた。
「午後は確かまた…宇佐美社長が来社されるんですよね…」
「そうね…」