耽溺愛2-クールな准教授と暮らしていますー
感想を言うことも忘れて夢中でパンナコッタを食べている美寧は、きらきらと輝く丸い瞳を、時々うっとりと細める。もぐもぐと動く口と頬は、彼女の機嫌と同じく上向きだ。
スイーツを食べている時の彼女は、本当に幸せそうな顔をしている。
(本当に幸せそうな顔で食べるな)
その顔が見たくて、ついあれこれと作ってしまうという自覚はある。
幸せそうな顔で食べる美寧の顔は可愛いけれど、今彼女をそうさせているのが自分の料理ではないことに、微妙に引っかかってしまう。
「美味しかった~~!」
最高に満足そうな笑顔を浮かべた美寧は、空になった瓶を置きながら「ごちそうさま」と言った。
「あれ?れいちゃんは食べないの?」
手つかずのパンナコッタと怜を見比べて小首を傾げた美寧。怜は薄く唇を上げると、美寧に訊ねた。
「ミネが、もしまだ食べられそうなら、これも少し貰ってくれますか?」
怜は甘いものはそんなに食べない。近頃は美寧が喜ぶのでスイーツも作るが、一人の時はほとんど甘いものは食べなかった。集中して頭脳を使って疲れた時に、チョコレートを食べるくらいだ。
美寧は、自分のお腹をさすりながら少しの間逡巡していたが、お腹との相談が終わったのか、「もう少しなら、食べられそう……」と言った。食べたいという欲求が勝ったのだろう。
「じゃあ―――はい、どうぞ」
怜は、美寧に向かってスプーンを差し出した。
スイーツを食べている時の彼女は、本当に幸せそうな顔をしている。
(本当に幸せそうな顔で食べるな)
その顔が見たくて、ついあれこれと作ってしまうという自覚はある。
幸せそうな顔で食べる美寧の顔は可愛いけれど、今彼女をそうさせているのが自分の料理ではないことに、微妙に引っかかってしまう。
「美味しかった~~!」
最高に満足そうな笑顔を浮かべた美寧は、空になった瓶を置きながら「ごちそうさま」と言った。
「あれ?れいちゃんは食べないの?」
手つかずのパンナコッタと怜を見比べて小首を傾げた美寧。怜は薄く唇を上げると、美寧に訊ねた。
「ミネが、もしまだ食べられそうなら、これも少し貰ってくれますか?」
怜は甘いものはそんなに食べない。近頃は美寧が喜ぶのでスイーツも作るが、一人の時はほとんど甘いものは食べなかった。集中して頭脳を使って疲れた時に、チョコレートを食べるくらいだ。
美寧は、自分のお腹をさすりながら少しの間逡巡していたが、お腹との相談が終わったのか、「もう少しなら、食べられそう……」と言った。食べたいという欲求が勝ったのだろう。
「じゃあ―――はい、どうぞ」
怜は、美寧に向かってスプーンを差し出した。