耽溺愛2-クールな准教授と暮らしていますー
清香はもともと体が丈夫な方ではない。
華奢でほっそりとした体つき。透き通るような白磁の肌。
それは彼女に『儚げ』という印象を与えていたが、実際子どもの頃から体が弱かった。
そんな彼女は、周りが心配した通り一人目の産後の肥立ちがあまり良くなく、実家への里帰りから自宅へなかなか戻ることが出来なかった。
清香の体調を心配した周囲の人々は、しばらく実家で療養した方が良いと口々に言っていたが、それを振り切るように清香は産後二か月足らずで自宅に戻ってきた。
それからの清香は、聡臣の育児をしながら当麻の後継者の伴侶としての役目も精力的にこなす。
ことあるごとに『無理をしなくていい』と口にする夫に、清香は『大丈夫』と返し、『あなたは少し過保護すぎるわ』と笑っていた。
そんな清香のことを心配していたのは総一郎だけではない。父親である榮達もだ。
もともと体が丈夫な方ではないこと。初産の肥立ちが悪かったこと。
そのことをいつも気にして、清香にだけではなく夫の総一郎にも『十分気を付けなさい』と言っていた。
心配する榮達の言葉を、清香は『ちゃんと分かってるわよ、お父さま』と受け流し、総一郎は『はい。気を付けます』と神妙に返事をしていた。
華奢でほっそりとした体つき。透き通るような白磁の肌。
それは彼女に『儚げ』という印象を与えていたが、実際子どもの頃から体が弱かった。
そんな彼女は、周りが心配した通り一人目の産後の肥立ちがあまり良くなく、実家への里帰りから自宅へなかなか戻ることが出来なかった。
清香の体調を心配した周囲の人々は、しばらく実家で療養した方が良いと口々に言っていたが、それを振り切るように清香は産後二か月足らずで自宅に戻ってきた。
それからの清香は、聡臣の育児をしながら当麻の後継者の伴侶としての役目も精力的にこなす。
ことあるごとに『無理をしなくていい』と口にする夫に、清香は『大丈夫』と返し、『あなたは少し過保護すぎるわ』と笑っていた。
そんな清香のことを心配していたのは総一郎だけではない。父親である榮達もだ。
もともと体が丈夫な方ではないこと。初産の肥立ちが悪かったこと。
そのことをいつも気にして、清香にだけではなく夫の総一郎にも『十分気を付けなさい』と言っていた。
心配する榮達の言葉を、清香は『ちゃんと分かってるわよ、お父さま』と受け流し、総一郎は『はい。気を付けます』と神妙に返事をしていた。