耽溺愛2-クールな准教授と暮らしていますー

与えられる刺激に喘ぎ、時々あげそうになる嬌声を飲み込み、羞恥に耐える。

いったいどれだけの間、それが続いていたのだろう。目尻に触れた感触に、閉じていた瞳をうっすらと持ち上げた。
美寧の瞳に滲んだ生理的な涙を、怜の唇が拭うように吸い取って離れていく。

離された胸が濡れてすぅっと冷たい。
けれどなぜか、少しも触れられていない腰がじんじんとうずく。「もっと触れて」と訴えかける。

「れいちゃん………」

美寧の呼びかけに、怜が「ん?」と顔を上げる。
真っ赤な顔で潤んだ瞳で、眉を寄せながら見上げた美寧に、「大丈夫ですか?今ならまだやめ、」と怜が言い終わらないうちに、言葉を返す。

「やだ、やめちゃ、や。……もっと———」

「っ!」

「わたし……れいちゃんにさわられるの、……好きみたい………だから、もっと。もっといっぱいさわって?」

「———っ、またそうやって無自覚にひとを煽ってっ、………俺がどれだけ必死に理性を、」

「れいちゃん大好き」

まだ話している途中の怜の唇に、美寧は自分のものを重ねた。

「っ、」

驚いた気配が伝わってきたが、美寧は気にせず怜の唇をペロリと舐める。
それは二人にとって“特別なキス”の合図(サイン)———

「ああもうっ」と少し怒ったような声が聞こえてすぐ、美寧の咥内に怜の舌が入ってきた。
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