偽りの花婿は花嫁に真の愛を誓う
LINEには御津川氏からメッセージが届いていた。
彼はマメに、こうやって連絡を入れてくれる。

「帰ったら外出するって言ってたけど、どこ行くんだろ?」

ちょうどドラマも観ていた話が終わった。
外出するなら少しくらい、準備をした方がいいなと、背伸びをして立ち上がった。

「ただいま、李亜」

今日も、帰ってきた御津川氏は私にキスをした。

「おかえりなさい。
出掛けるって、どこに行くんですか?」

「ん?
ラウンジだ。
李亜をお披露目しないといけないからな」

手を引かれ、寝室へ移動する。
彼が入っていったウォークインクローゼットは先日買った服が詰め込まれていた。

「やっぱり李亜にはネイビーのドレスが似合うな」

「はぁ……」
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