オフィスラブはじまってました
「なにかこう、ぱあっと生活が華やいだりするようないい話よ」
「な、ないですね~」
と言う藤田は諦め、瑠美子は今度は、後部座席のひなとを振り向き、言ってきた。
「なんか愉快な話はないの、ひなと」
……なんで私のときは、愉快な話なんですかね?
と思いながらも、ひなとは言う。
「えーと……。
愉快な話って言うんじゃないんですけど。
うちのお母さん、しゃべるのが速すぎて。
『わたしは』って言うのが、いつも、『あっしは』に聞こえるんですけど……」
「却下」
いや、却下ってなんなんですか~っ、
とひなとも藤田と同じような苦笑いを浮かべたとき、ちょうど車は山の上のレストランに着いていた。
「な、ないですね~」
と言う藤田は諦め、瑠美子は今度は、後部座席のひなとを振り向き、言ってきた。
「なんか愉快な話はないの、ひなと」
……なんで私のときは、愉快な話なんですかね?
と思いながらも、ひなとは言う。
「えーと……。
愉快な話って言うんじゃないんですけど。
うちのお母さん、しゃべるのが速すぎて。
『わたしは』って言うのが、いつも、『あっしは』に聞こえるんですけど……」
「却下」
いや、却下ってなんなんですか~っ、
とひなとも藤田と同じような苦笑いを浮かべたとき、ちょうど車は山の上のレストランに着いていた。