オフィスラブはじまってました
「緒方さんは……
ああ、此処だ。
じゃあ、また」
とマイペースな入野は降りていってしまった。
入野は、すれ違う通行人―― 主に女性をぎょっと振り返らせながら行ってしまった。
「入野さんって、サラリーマンだったんですか?」
「違うだろう。
今朝、初めて一緒になったぞ」
と柚月も発車したバスから、何処へ向かうのかわからない入野を見送りながら言う。
「なんかサラリーマンらしさがないですもんね。
よく言えば、何者にも飼い慣らされてない」
「悪く言えば?」
と問われ、ひなとは黙る。
ちょっと集団に適合できなさそうな人ですよね、と思ったのだが、口に出すのはどうだろう、と思って、苦笑で誤魔化した。
まあ、自分も学校でよく怒られてたクチなので、似たようなものなのだが。
ああ、此処だ。
じゃあ、また」
とマイペースな入野は降りていってしまった。
入野は、すれ違う通行人―― 主に女性をぎょっと振り返らせながら行ってしまった。
「入野さんって、サラリーマンだったんですか?」
「違うだろう。
今朝、初めて一緒になったぞ」
と柚月も発車したバスから、何処へ向かうのかわからない入野を見送りながら言う。
「なんかサラリーマンらしさがないですもんね。
よく言えば、何者にも飼い慣らされてない」
「悪く言えば?」
と問われ、ひなとは黙る。
ちょっと集団に適合できなさそうな人ですよね、と思ったのだが、口に出すのはどうだろう、と思って、苦笑で誤魔化した。
まあ、自分も学校でよく怒られてたクチなので、似たようなものなのだが。