オフィスラブはじまってました



 二人で夜空を眺めながら珈琲を飲んだあと、ひなとは部屋に帰った。

 寝る支度をして、寝袋にもそもそ入りながら思う。

 ……密室で、柚月さんと二人きりは、なんだか危険だ。

 今までの関係性が変わってしまいそうで。

 自分の中の柚月さんのポジションが変わりそうというか。

 そんなことを考えながら眠ったせいか。

 ひなとは夢の中で何故か草野球の打席に立っていた。

 ピッチャーは隣町の柚月だったはずなのだが、緒方になっていて。

 しかも、豪速球を投げてくる。
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