オフィスラブはじまってました
「いえ、カラを何処に捨ててるのかなと思ったので」
とひなとは言った。

「澄子さんに内緒でカップ麺を買ってらっしゃるみたいなんですけど。

 普通にゴミ袋に入れてたら、澄子さん、絶対、カップ麺のカラに気づきますよね。

 買ったコンビニとかに捨てに行くのかなとも思ったんですが。

 捨てにいくのが間に合わなかったり、行き帰りに澄子さんに出会ったらどうするんだろうと思って。

 澄子さんて、何処に隠してても見つけそうですよね。

 あとカップ麺の匂いって強烈だから、結構部屋の中に残るんで」

 そういえば、さっきもすごい匂いが辺りに漂って、みんな食べたくなったな、と柚月は思い出す。
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