はつ恋。
腕をぶんぶん振って

自転車を漕ぐよりも何倍も速いスピードで足を回し、

とにかく走った。

走って

走って

走って

ようやくたどり着いた。

そして、叫んだ。


「あの、すみません!助けて下さい!双峰公園でヤンキーが...」


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