身代わり花嫁なのに、極上御曹司は求愛の手を緩めない
私は彼に潤んだ瞳を向ける。
「でも……急には怖いです……。私……初めてだから……」
二十五歳にもなってこんな告白をするのは、恥ずかしくてたまらなかった。けれど始まってしまうときっと隠しきれない。彼から訊かれるのは耐えられないから、自分から言ってしまったほうがましだった。
「そうか」
菖悟さんは目を細め、私の頭を撫でた。
その声はなぜかうれしそうで、私は当惑する。
「菖悟さん……?」
「自分の妻がほかの男を知らないと聞いて、喜ばない男はいない」
慈しむような優しいキスをされた。目を開けたままだった私は、彼に釘付けになる。
「キスも怖いか?」
「……いいえ」
彼に組み敷かれたまま、私は首を横に振った。
菖悟さんとキスするのは怖くない。でも心臓が壊れそうなくらいドキドキして、何も考えられなくなる。
「紗衣が好きだ」
甘く囁かれ、菖悟さんは今まで以上に丁寧に口づけた。体をすり寄せられ、内側に熱がわだかまる。触れ合う唇は火傷しそうに熱かった。
「……高須賀さま……」
けれど無意識のうちにそう呟いてしまった私に、彼は虚を衝かれた顔になる。
「でも……急には怖いです……。私……初めてだから……」
二十五歳にもなってこんな告白をするのは、恥ずかしくてたまらなかった。けれど始まってしまうときっと隠しきれない。彼から訊かれるのは耐えられないから、自分から言ってしまったほうがましだった。
「そうか」
菖悟さんは目を細め、私の頭を撫でた。
その声はなぜかうれしそうで、私は当惑する。
「菖悟さん……?」
「自分の妻がほかの男を知らないと聞いて、喜ばない男はいない」
慈しむような優しいキスをされた。目を開けたままだった私は、彼に釘付けになる。
「キスも怖いか?」
「……いいえ」
彼に組み敷かれたまま、私は首を横に振った。
菖悟さんとキスするのは怖くない。でも心臓が壊れそうなくらいドキドキして、何も考えられなくなる。
「紗衣が好きだ」
甘く囁かれ、菖悟さんは今まで以上に丁寧に口づけた。体をすり寄せられ、内側に熱がわだかまる。触れ合う唇は火傷しそうに熱かった。
「……高須賀さま……」
けれど無意識のうちにそう呟いてしまった私に、彼は虚を衝かれた顔になる。