結婚するのがイヤで家出したらクラスの男子と同棲することになった話【11/16番外編2追加】
「俺がこんなことを考えてるなんて、お前は想像もしてないだろうけどな……」
無防備に俺に体を預ける幼なじみ。
その頭のてっぺんに、そっと唇を落とした。
小さい頃、泣き虫だったお前にこうやってキスをしてたな。
そうすると、お前はすぐに泣きやんで笑ってくれた。
あの頃から、俺の気持ちは変わっていないよ。
そしてこれからも、生涯変わることはないだろう。
俺にとって世界でたったひとりの、特別なお姫様――。
END

