【短編】コイイロ世界
未月は、荒い息を続けながらも足を止めることなく、走りつづける。
恭と通ったあの道が
とても懐かしく感じた
毎日通っている道なのに
一人のとき、寂しくてしかたがなかった
後ろを振り返っても
横を向いても
恭がいなくい。
出てくるのは
恭との日々と
こぼれ落ちる涙
そして…
恭の“笑顔”。
好きなのに
大好きなのに
私…、わからなかった。
この気持ちがなんなのか…
幼なじみだからなのか…
私の気持ち……
どこかで蓋してた
閉じ込めてた。