キミとの日々を永遠に
「キャンプファイヤーの前に、みんなでトーチ作りしまーす」
いつの間にか前に出ていた奈緒ちゃんが、拡声器片手に説明をしてくれる
トーチの作り方が書かれたプリントを配られ、作業のためにそれぞれ適当なスペースへ移動し始めたとき
「あ、悠生くん戻ってきたんじゃない?」
綾ちゃんが少し先の人影を指した
悠生くんも私たちに気付いたようで、手を振ってくれる
「何やってんの?」
焦る様子もなく近付いてきて私の手元のプリントを覗き込む
「トーチ作りだよ。この後のキャンプファイヤーで使うやつ」
悠生くん用に取っておいたプリントを渡しながら答える
「あぁ、そういえばそんなこと書いてあったな」
「お説教長かったね」
「めちゃくちゃ怒られた」
「そりゃ、あんだけサボってればね」
いたずらっぽく小さく舌を出した悠生くんにナツちゃんが呆れたように返す