キミとの日々を永遠に
「咲ちゃん、あれあげたら?持ってる?」
「あ、うんっ」
綾ちゃんに言われて、隅に置いてあったかばんの中からさっきみんなで作ったおにぎりを取り出す
「あの、悠生くんご飯食べれてないんじゃないかと思って、これ…」
変に意識してしまったせいか、急に言葉がたどたどしくなる
「え!?まじで!?めちゃくちゃお腹すいてたんだよ!さんきゅ」
私の手のひらに乗ったおにぎりに目を輝かせ、満面の笑顔でお礼を言ってくれる
そしてその場でラップを開けるとあっというまに平らげてしまった
本当にお腹すいてたんだな…
用意しておいてよかった
「ちょっと悠生、戻ってきて早々何サボってんの」
道具を持ってこっちに来た奈緒ちゃんが、最後の一口を頬張っていた悠生くんを小突いた
「ほら、早くしないとあたし達の班だけ遅れるよ」
その言葉にみんなが手を動かし始め、奈緒ちゃんの的確な指導の元、なんとか周りに遅れをとらずにトーチを完成させた