結婚から始めましょう。〜SIDE 蓮〜
「秋葉蓮と申します」

初めて華子に連絡を入れた時、彼女はかなり驚いていた。

「秋葉さん……って、もしかして、幸太郎さんの関係かしら?」

探るように尋ねる華子に自分の素性を明かせば、途端に砕けた様子になった。

「まあ、陽子さんの息子さんなのね。幸太郎さんと陽子さんには、本当によくしていただいているのよ」

ひとしきりはしゃぐように話した後、「それで……」と、こちらの用件を尋ねてきた。

「突然なご連絡で、驚かせてすみません。実は……」

先日、会社で南田と会っていた桃香さんを見かけたこと、彼女のことが気になっていることを正直に話した。





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