結婚から始めましょう。〜SIDE 蓮〜
「私は、そのお相手候補にしていただけませんか?」
「そうね。こうして話している印象は、私的には良い方だと思ってるわよ。仕事ぶりも聞いているけれど、申し分ないです。あっ、失礼な言い方でごめんなさいね」
「いえ、大丈夫です」
とりあえず、華子が自分に好印象を抱いていることにホッとした。
「ただ、一つネックやのは、あなたとの身分の違いだと思うの。桃ちゃんはきっとそこを気にするわ。ともすれば、あなたの立場を話しただけで、即お断りって言うかも」
確かに、それはあり得るかもしれない。
けれど、その〝立場〟に群がる女性達を幾度となく見てきた自分としては、不安はよぎったものの、ますます彼女の人柄に好印象を抱いた。
「そこは私の説得次第でしょうか」
「まあそうね。って、それはそうと、秋葉さん。一度私とお会いしてくれないかしら?ちゃんとあなたを見極めたいの。大事な娘の未来がかかってるんだもの」
「もちろんです」
職場も見たいと言う華子の希望もあって、数日後、南田親子が桃香と面談していた7階のフリースペースへ来てもらうことになった。
「そうね。こうして話している印象は、私的には良い方だと思ってるわよ。仕事ぶりも聞いているけれど、申し分ないです。あっ、失礼な言い方でごめんなさいね」
「いえ、大丈夫です」
とりあえず、華子が自分に好印象を抱いていることにホッとした。
「ただ、一つネックやのは、あなたとの身分の違いだと思うの。桃ちゃんはきっとそこを気にするわ。ともすれば、あなたの立場を話しただけで、即お断りって言うかも」
確かに、それはあり得るかもしれない。
けれど、その〝立場〟に群がる女性達を幾度となく見てきた自分としては、不安はよぎったものの、ますます彼女の人柄に好印象を抱いた。
「そこは私の説得次第でしょうか」
「まあそうね。って、それはそうと、秋葉さん。一度私とお会いしてくれないかしら?ちゃんとあなたを見極めたいの。大事な娘の未来がかかってるんだもの」
「もちろんです」
職場も見たいと言う華子の希望もあって、数日後、南田親子が桃香と面談していた7階のフリースペースへ来てもらうことになった。