ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「うはあっ、これは期待以上! 今あたしの目の前に肉汁のお花畑が見えちまったよ! 口の中でほろほろんっと、まさにとろけるお肉だねえ。これは驚いたよ、この量はちょっと作りすぎたかなって思ったけど……こんなに美味しいんじゃ売り切れ間違いなしだ」

 青弓亭の厨房には、一番大きな鍋3つがどどどんと並んでいた。これで、100皿分のカレーが作れるのだ。

「そうですね、売り切れ間違いなしです! それに、万一余っても煮返して次の日にまた美味しく食べられますから、絶対に無駄にはなりませんよね」

 むしろ、次の日のカレーの方が味が馴染んで美味しいのだ。
 エリナは鍋のひとつに煮崩れを防ぐために後回しにしていたじゃがいもを投入して、柔らかくなるまで火を入れた。残りの鍋のじゃがいもは順次投入して、ホクホクしたところを提供するのだ。

 じゃがいもを煮ている間にエリナが手早くルーを作り、ぐつぐつ煮えている巨大な鍋に入れると、ミメットがよくかき混ぜた。
 そして、隠し味として少しの蜂蜜と醤油を入れるのがエリナ流なのだ。

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