ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「君は……君は、誰だ?」
「え、ええと……」
ルディがかすれた声で尋ねると、白猫の美少女は困ったような顔をした。
「なぜ俺の名前を知っている?」
「……この王都で、ルディ隊長さんのことを知らない人っていないと思いますよ」
白い娘猫は、首を傾げてくすりと笑った。
「なんと言っても、王都警備隊の隊長さんですもの」
「そ、そう、か?」
白猫の笑顔が狼のハートを貫き、その破壊力に彼は狼狽えた。
「ルディさんは、王都では一番の有名人だと言ってもいいと思います!」
それは確かに事実である。
歩き始めた赤ん坊でさえ、親から「ほら、あれが狼隊長さんよ。なにかあったらルディ隊長を頼りなさいね」と教え込まれるのだ。
刷り込みというのはたいしたもので、迷子になった獣人の子どもがべそをかきながらルディの頭にしがみつき、親が迎えにやってくるまで帽子のようになってしまったという事件まである。その姿を見た隊員たちは笑いをこらえることができなくて、「真面目に働け!」とルディからゲンコツを食らってしまった。
ともかく、王都ではかなり顔が効くことを自覚しているルディは、美少女の言葉に重々しく頷いた。
「……それは、そうかもしれない。だが……君は王都に住んでいるのか? 初めて顔を合わせたと思うが」
「あっ、なるほど、そうですね。……こんばんは。初めまして、ルディさん」
目をぱちぱちさせたかと思ったら、生真面目な顔の美少女が頭を下げたので、ルディは戸惑った。
「え、ええと……」
ルディがかすれた声で尋ねると、白猫の美少女は困ったような顔をした。
「なぜ俺の名前を知っている?」
「……この王都で、ルディ隊長さんのことを知らない人っていないと思いますよ」
白い娘猫は、首を傾げてくすりと笑った。
「なんと言っても、王都警備隊の隊長さんですもの」
「そ、そう、か?」
白猫の笑顔が狼のハートを貫き、その破壊力に彼は狼狽えた。
「ルディさんは、王都では一番の有名人だと言ってもいいと思います!」
それは確かに事実である。
歩き始めた赤ん坊でさえ、親から「ほら、あれが狼隊長さんよ。なにかあったらルディ隊長を頼りなさいね」と教え込まれるのだ。
刷り込みというのはたいしたもので、迷子になった獣人の子どもがべそをかきながらルディの頭にしがみつき、親が迎えにやってくるまで帽子のようになってしまったという事件まである。その姿を見た隊員たちは笑いをこらえることができなくて、「真面目に働け!」とルディからゲンコツを食らってしまった。
ともかく、王都ではかなり顔が効くことを自覚しているルディは、美少女の言葉に重々しく頷いた。
「……それは、そうかもしれない。だが……君は王都に住んでいるのか? 初めて顔を合わせたと思うが」
「あっ、なるほど、そうですね。……こんばんは。初めまして、ルディさん」
目をぱちぱちさせたかと思ったら、生真面目な顔の美少女が頭を下げたので、ルディは戸惑った。