ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ルマさん、ジャムの瓶詰め方法はもちろんご存知ですよね」

「はい。保存食として作っていますから」

「トマトケチャップもジャムと同じ要領です。煮沸消毒した瓶に詰めておけばかなり長持ちするし、遠くの土地にも出荷できますよ」

 エリナは持ってきた瓶を沸き立つお湯でしっかりと消毒した。

「さて、できたケチャップの味見をしましょうね」

 エリナはスプーンですくってケチャップを食べた。

「んんんんん、美味しい! 濃厚でトマトの甘味と酸味がきいてて、すごく美味しいケチャップになった! わあ、もう我慢できないよ、パスタパスタ」

 白い耳をぴこぴこさせて、エリナがものすごい勢いでナポリタンを作る準備を始めた。

「本当に美味しいわ、このトマトケチャップという不思議なジャム!」

「なるほど、ジャムの仲間だと思えばいいのね。このまま料理にかけて使うと、いろいろなものと相性が良さそう」

「なるほど、これなら熟れたトマトも無駄にしないで済むわね」

 同じように味見をした手伝いの婦人たちは、ケチャップの味に満足げである。

 エリナは「そうですね、でも、まずはこの料理を紹介したいんです。ケチャップを使ったすごく美味しいパスタがあるんですよ! 今作りますから、食べてみてください」と言いながら、太めのパスタをゆであげていく。

 ミメットには大量の玉ねぎとマッシュルーム、ピーマンとベーコンを千切りにしてもらい、着々とナポリタン作りを進めていった。
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