ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「まずはトマトの湯むきをします」

「はい!」

 ルマと手伝いの夫人たちが、エリナの指示でケチャップ作りを始めた。
 グラグラ沸きたったお湯に丸ごとのトマトがさっと通されて、素早く水につけられる。
 待ち構えていた女性が水からあげたトマトの皮をつるっと剥く。
 次の女性がトマトのへたの辺りを落としてざく切りにし、鍋に入れる。

「煮込んだトマトは、粗めの網でこして滑らかにします。粒が残ったケチャップも美味しいのですが、今回は保存性を高めるためにピューレ状にしてください」

 エリナの指示で、倉庫に積まれていたトマトの山はどんどんピューレにされていく。

 その一方で、エリナは調味液作りに取り掛かる。
 ルマに「だいたいの割合を覚えてくださいね。後で加減して、ルマさんの味を作り出してください」と言いながら、鍋におろした玉ねぎとニンニク、砂糖、塩、こしょう、赤唐辛子、そして水を入れて火にかけた。

「柔らかくなるようにしばらく煮込みます。火が通って味が馴染んだら、赤唐辛子を引き上げて、最後にお酢も加えて5分、この時は沸騰させないようにして煮込んでいきます」

 出来上がった調味液とトマトのピューレを合わせて、トロッとするまで煮詰めたら、真っ赤なトマトケチャップの出来上がりだ。
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