ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ライナスさん、このトマトケチャップを売り出すのならば、国に公式な届け出をした方がいいと思うんだが」
もぐもぐと口を動かしながらなにやら考え込んでいた黒豹のヴォラットが、ダンに言った。
「国への届け出を、ですか?」
「ああ。エリナ、ミメット、このケチャップは作り方がわかれば誰でもできると思う。だが、スパイスの配合などで味は変わるし、なによりこの農園の美味しいトマトを使って作ったものは他所では真似ができないものだ。けれど」
ヴォラットはケチャップが詰められた瓶を指差して言った。
「こうなってしまうと、どこの誰が作ったケチャップなのかがわからなくなるだろう? 味の落ちるケチャップを作られて、ライナス夫妻のケチャップの評判が落ちるとなると問題だと思うんだ」
「……ヴォラットさんの言う通りです」
エリナは頷いた。
「だから、このケチャップにはライナス農園でできたものだという印をつけて、信頼できる店で売ることにする方がいいな」
(なるほど、ブランド化することで品質を守るってことね。そこまでは考えなかったな。……ヴォラットさんは物知りなんだなあ)
エリナは感心して黒豹を見た。
もぐもぐと口を動かしながらなにやら考え込んでいた黒豹のヴォラットが、ダンに言った。
「国への届け出を、ですか?」
「ああ。エリナ、ミメット、このケチャップは作り方がわかれば誰でもできると思う。だが、スパイスの配合などで味は変わるし、なによりこの農園の美味しいトマトを使って作ったものは他所では真似ができないものだ。けれど」
ヴォラットはケチャップが詰められた瓶を指差して言った。
「こうなってしまうと、どこの誰が作ったケチャップなのかがわからなくなるだろう? 味の落ちるケチャップを作られて、ライナス夫妻のケチャップの評判が落ちるとなると問題だと思うんだ」
「……ヴォラットさんの言う通りです」
エリナは頷いた。
「だから、このケチャップにはライナス農園でできたものだという印をつけて、信頼できる店で売ることにする方がいいな」
(なるほど、ブランド化することで品質を守るってことね。そこまでは考えなかったな。……ヴォラットさんは物知りなんだなあ)
エリナは感心して黒豹を見た。