ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ええと、料理人の皆さん、朝は美味しいごはんをありがとうございました」

「あ、いえいえ、エリナさ……さんのお口に合ったなら嬉しいです」

「そうですよ。それに、あのケチャップという調味料は大変素晴らしいものですね。我々も便利に使わせていただいています」

 うっかりエリナにさま付けをしそうになりながら、料理人たちは愛くるしい子猫(しかしその実態は、腕利きの料理人であり、王族をコロコロする強者猫)に言った。
 ケチャップが好評なので、エリナは「にゃん!」と小さく鳴いて喜んでから、笑顔になった。

「気に入ってもらえてよかったです! ライナス農園のケチャップは、トマトの旨味が濃いので肉料理にも負けないし、炒めるとまろやかな風味になるので隠し味に使っても美味しいんですよ」

「ふむ、なるほど。加熱しても美味しいというわけですか」

「元々はスパゲティナポリタンが食べたくてトマトケチャップを……あ、ケチャップについての話はまた別の時に。実はですね、朝食でいただいた美味しい卵を使って、お昼に親子丼を作りたいと考えていますので、ぜひ協力していただきたいのです。鰹節で出汁を取って作るんですけど、美味しい鰹節の手配をお願いするのと、醤油やみりんといった調味料がこちらにあるのかなどの確認もして欲しいんです」

< 78 / 204 >

この作品をシェア

pagetop