ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「ものすごーく美味しそうな匂いがね、するんだよ。遠くの方まで」
狼の嗅覚は鋭いのだ。
そして、待てが苦手なのだ。
「するんじゃよ、美味しそうな匂いが……」
「するのよ、美味しそうな匂いが……」
「祖父殿! それに母上まで?」
王宮の裏舞台に、畏れ多くも王族がやってきてしまったと焦る料理人たちを庇うように、ルディが厨房の入り口に立ち塞がった。
「今、昼食の準備をしているところだ。もう間もなく出来上がるから、落ち着いて待っていてもらいたい……え?」
ダンディな国王の顔までひょっこりと現れたので、ルディは絶句した。
「……美味しそうな匂いが……皆が楽しそうに遊んでいる間も、仕事をものすごーくがんばっていたのだがな、どうにも空腹で……」
「ちーちーうーえー……」
執務室を抜け出した国王陛下が、お腹を押さえながら『てへへ』という表情をしたのを見て、ルディは頭を抱えたのであった。
狼の嗅覚は鋭いのだ。
そして、待てが苦手なのだ。
「するんじゃよ、美味しそうな匂いが……」
「するのよ、美味しそうな匂いが……」
「祖父殿! それに母上まで?」
王宮の裏舞台に、畏れ多くも王族がやってきてしまったと焦る料理人たちを庇うように、ルディが厨房の入り口に立ち塞がった。
「今、昼食の準備をしているところだ。もう間もなく出来上がるから、落ち着いて待っていてもらいたい……え?」
ダンディな国王の顔までひょっこりと現れたので、ルディは絶句した。
「……美味しそうな匂いが……皆が楽しそうに遊んでいる間も、仕事をものすごーくがんばっていたのだがな、どうにも空腹で……」
「ちーちーうーえー……」
執務室を抜け出した国王陛下が、お腹を押さえながら『てへへ』という表情をしたのを見て、ルディは頭を抱えたのであった。