ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
「皆さんたら、本当に食いしん坊さんなんだから」

 厨房の空気を、子猫の笑い声が変えた。

「大丈夫ですよ、すぐに出来たての美味しい親子丼が食べられますからね。ルディさん、この近くにみんなでごはんを食べられる部屋はありますか?」

「……王宮の使用人が食事をとる部屋が、隣にあるんじゃないか?」

「は、はい、ございますが……まさか?」

 下々が使う部屋に王族を通すなど前代未聞のことなので、料理長は顔を引きつらせたのだが、エリナは「どこですか?」ととことこと隣に行ってしまう。

「あっ、綺麗な食堂がありますね」

 エリナはプロの目で部屋をチェックすると頷いた。

「お掃除もしっかりと行き届いて、清潔な食堂です。さすがは王宮ですね。それじゃあ、どんどん親子丼を作って、みんなで一緒にここで食べましょうよ」

「いい考えだね! そうしようよ」

 フランセスに呼ばれて、お昼ごはんを待つメンバーが食堂に入り、粗末だがしっかりした作りの椅子に腰掛けた。

「エ、エリナさま、いくらなんでもこれは……」

 緊張で顔をひくひくさせる料理人たちに、エリナは言った。
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