Sweet Strawberry Trap 御曹司副社長の甘い計略
ノンストップで走り続けているような日々のなかで、芹澤さんとすごす朝食の時間は、貴重な息抜きになっていた。
あの日、朝食を担当すると言ったのはほんの思いつきだったけれど、大正解だった。
彼は自分を「お飾りの副社長」などと揶揄《やゆ》していたけれど、その言葉とは裏腹に、毎日忙しそうだ。
帰宅も遅く、夜、顔を合わせることはめったになかった。
なので、朝、同じ食卓につくことだけが、ほとんど唯一のつながりだった。
和洋中、一通り作ったけど、一番反応が良かったのは、中華粥。
鶏ガラで出汁を取って、お米から炊いたので、かなり本格的に仕上がった。
「この間、上海で食べたのより、よっぽど旨いよ」と芹澤さんもご満悦。
美味しいと言ってくれる人がいると張り合いが違うので、自然と手の込んだメニューが多くなった。
あの日、朝食を担当すると言ったのはほんの思いつきだったけれど、大正解だった。
彼は自分を「お飾りの副社長」などと揶揄《やゆ》していたけれど、その言葉とは裏腹に、毎日忙しそうだ。
帰宅も遅く、夜、顔を合わせることはめったになかった。
なので、朝、同じ食卓につくことだけが、ほとんど唯一のつながりだった。
和洋中、一通り作ったけど、一番反応が良かったのは、中華粥。
鶏ガラで出汁を取って、お米から炊いたので、かなり本格的に仕上がった。
「この間、上海で食べたのより、よっぽど旨いよ」と芹澤さんもご満悦。
美味しいと言ってくれる人がいると張り合いが違うので、自然と手の込んだメニューが多くなった。