平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「ふふんっ。一目見て、ジェドの雰囲気が柔らかくなったことに気づいたぞ。何せ大親友だからな! さすがは未来のグレイソン伯爵夫人だ」
……ただの恋人役で、偽物なんですけど。
理由が分かったリズは、口元が引き攣りそうになった。
先程から聞くに、彼の中では、ジェドがすっかり〝大親友〟に昇格してもいるようだ。そこに絶対の信頼感があって、リズまで信用されている気がした。
「それでは早速、行くか」
幼獣を胸に、立ち上がったそんなニコラスの一声で、二人と二頭は動き出すことになった。
◆§◆§◆
ひとまずは、ニコラスが実際に、視線を感じた場所などを案内してもらうことなった。彼を先頭に、リズとカルロが続く。
王族の私室がある場所を抜け、先程通ってきた回廊も通過する。
気づけば、これまでの半分ほどしか幅のない通路に出ていた。均等に並んだ小さな窓に、カルロが窮屈そうな目を向けている。
……ただの恋人役で、偽物なんですけど。
理由が分かったリズは、口元が引き攣りそうになった。
先程から聞くに、彼の中では、ジェドがすっかり〝大親友〟に昇格してもいるようだ。そこに絶対の信頼感があって、リズまで信用されている気がした。
「それでは早速、行くか」
幼獣を胸に、立ち上がったそんなニコラスの一声で、二人と二頭は動き出すことになった。
◆§◆§◆
ひとまずは、ニコラスが実際に、視線を感じた場所などを案内してもらうことなった。彼を先頭に、リズとカルロが続く。
王族の私室がある場所を抜け、先程通ってきた回廊も通過する。
気づけば、これまでの半分ほどしか幅のない通路に出ていた。均等に並んだ小さな窓に、カルロが窮屈そうな目を向けている。