平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「エドモンド・ワイナーですよ」
他の獣騎士たちが見守る中、コーマックが優しく答えてくれる。リズは先程、彼が短縮と口にしたことを思い出して、ハタと気づいた。
エドモンド、途中まで読んでエドモ……それで偽名が『エドモ』なのか。
そのまんまである。なんだか切り方が中途半端だ。それにこの文章はないんじゃなかろうかと、封筒から覗く便箋の走り書きに注目してしまう。
「誰かに見られてしまうことを警戒して、文章を偽装して伝えているんですね……でも短縮するにしても、もうちょっと他に方法があるような」
こんなにも可愛い〝都会のきゃぴきゃぴ女の子な字〟は初めてだ。
覗いた文面だけでも、きらきら感が溢れている気がする。これを書いたのがエリート軍人というギャップにくらくらしながら、リズは戸惑い言葉を発する。
「極秘の部隊と聞くと、もっと、こう、うまくメッセージの中に本題を隠すイメージがあるのですが……」
「本来はそれで間違いない。だが、奴には無理だ」
偉そうにゆったりと足を組んで、ジェドが書斎机の方から声を投げた。
「極秘部隊軍は、全て推薦制での入学だ。そこでトップの成績だった男なんだが、一部、能力の欠点があって所属先を他に探すことになった」
一般人には知らされていない国の最高部隊軍だ。エリート中のエリートが集い、本来は無事に卒業すれば、そのまま入隊となり配属先が決まる。
しかし彼は違っていたらしい。リズが頭の中で整理する様子を見ながら、ジェドは珍しくもそれに合わせて一つずつ説明していく。
他の獣騎士たちが見守る中、コーマックが優しく答えてくれる。リズは先程、彼が短縮と口にしたことを思い出して、ハタと気づいた。
エドモンド、途中まで読んでエドモ……それで偽名が『エドモ』なのか。
そのまんまである。なんだか切り方が中途半端だ。それにこの文章はないんじゃなかろうかと、封筒から覗く便箋の走り書きに注目してしまう。
「誰かに見られてしまうことを警戒して、文章を偽装して伝えているんですね……でも短縮するにしても、もうちょっと他に方法があるような」
こんなにも可愛い〝都会のきゃぴきゃぴ女の子な字〟は初めてだ。
覗いた文面だけでも、きらきら感が溢れている気がする。これを書いたのがエリート軍人というギャップにくらくらしながら、リズは戸惑い言葉を発する。
「極秘の部隊と聞くと、もっと、こう、うまくメッセージの中に本題を隠すイメージがあるのですが……」
「本来はそれで間違いない。だが、奴には無理だ」
偉そうにゆったりと足を組んで、ジェドが書斎机の方から声を投げた。
「極秘部隊軍は、全て推薦制での入学だ。そこでトップの成績だった男なんだが、一部、能力の欠点があって所属先を他に探すことになった」
一般人には知らされていない国の最高部隊軍だ。エリート中のエリートが集い、本来は無事に卒業すれば、そのまま入隊となり配属先が決まる。
しかし彼は違っていたらしい。リズが頭の中で整理する様子を見ながら、ジェドは珍しくもそれに合わせて一つずつ説明していく。