平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
そこでリズは、ふと気づく。
「団長様は、無事に相棒獣もできましたし、もしかして手紙が大量なのも、その中に縁談の誘いやアピールも入っていたりするんですか?」
「リズちゃん、まさにそうなんだ。八割方、祝いに便乗してのアピール」
途端に獣騎士たちが、深い溜息をもらす。
コーマックも悩み込んだ顔をした。眉間にできたらしくない皺を、親指で伸ばしながら吐息交じりに続ける。
「ほとんどが、縁談を期待してのものでしょうね。パーティーやら会やらに出席させて、まずは自分の娘に会わせようとする者も多いです」
「そういえば副団長様、縁談話を抑えていられるのも時間の問題と、以前おっしゃっていましたものね」
するとコーマックが、肩を落として深すぎる溜息を吐いた。部下たちが生温かい眼差しで、ぽんっと彼に手を置く。
「皆さん、どうしたんですか?」
「うちの副団長、まじで可哀想なんだわ」
「幼馴染のせいか、仕事以外でも団長に苦労させられてる」
どういうことだろう。そう思ってリズが目を向けてみると、一同の視線を集めたコーマックが、視線をそらしたまま遠慮がちに言う。
「手紙で、板挟みになっているんです」
「え……。それって、もしかして」
「婚姻活動をしくたない団長と、早くいい相手を見つけるか興味を向かわせるかさせて結婚させて欲しい、という彼のご両親です」
「団長様は、無事に相棒獣もできましたし、もしかして手紙が大量なのも、その中に縁談の誘いやアピールも入っていたりするんですか?」
「リズちゃん、まさにそうなんだ。八割方、祝いに便乗してのアピール」
途端に獣騎士たちが、深い溜息をもらす。
コーマックも悩み込んだ顔をした。眉間にできたらしくない皺を、親指で伸ばしながら吐息交じりに続ける。
「ほとんどが、縁談を期待してのものでしょうね。パーティーやら会やらに出席させて、まずは自分の娘に会わせようとする者も多いです」
「そういえば副団長様、縁談話を抑えていられるのも時間の問題と、以前おっしゃっていましたものね」
するとコーマックが、肩を落として深すぎる溜息を吐いた。部下たちが生温かい眼差しで、ぽんっと彼に手を置く。
「皆さん、どうしたんですか?」
「うちの副団長、まじで可哀想なんだわ」
「幼馴染のせいか、仕事以外でも団長に苦労させられてる」
どういうことだろう。そう思ってリズが目を向けてみると、一同の視線を集めたコーマックが、視線をそらしたまま遠慮がちに言う。
「手紙で、板挟みになっているんです」
「え……。それって、もしかして」
「婚姻活動をしくたない団長と、早くいい相手を見つけるか興味を向かわせるかさせて結婚させて欲しい、という彼のご両親です」