平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
リズは、エドモンドにかなり怒っていた彼を思い浮かべた。ジェドにとっては一番信頼している部下で、そして幼馴染でもあることも考えると納得だ。
「えぇと、媚薬と聞いて、怖く思ったのは確かですが、……でも、団長様は約束通り、暴れたりなんてしなかったじゃないですか」
あの時、苦しそうに耐えてくれていた彼を思い返すと、どうしてか胸きゅっとしていっぱいになった。
普段は意地悪で、ドS気質の鬼上司とも呼ばれている人だけれど、ジェド・グレインという男性は、実のところとても優しい人なんじゃないか、って。
「団長様が必死なのは、声を聞いて分かりましたもん」
うまく言葉が探せなくて、リズはへらっと頼りない苦笑を浮かべて続ける。
「普段から意地悪なようでいて、私のためにカルロを付けてくれたりだとか、団長様って意外と紳士的なところもあって。――私、自分で思っていた以上に、団長様をとても信頼しているみたいなんです。だから謝らないでください」
「信頼……」
「はい。私、団長様以外の人だったなら、怖くて即刻逃げ出していたと思います」
思い返して、確かにそうだとリズは自分に気づかされる。
「えぇと、媚薬と聞いて、怖く思ったのは確かですが、……でも、団長様は約束通り、暴れたりなんてしなかったじゃないですか」
あの時、苦しそうに耐えてくれていた彼を思い返すと、どうしてか胸きゅっとしていっぱいになった。
普段は意地悪で、ドS気質の鬼上司とも呼ばれている人だけれど、ジェド・グレインという男性は、実のところとても優しい人なんじゃないか、って。
「団長様が必死なのは、声を聞いて分かりましたもん」
うまく言葉が探せなくて、リズはへらっと頼りない苦笑を浮かべて続ける。
「普段から意地悪なようでいて、私のためにカルロを付けてくれたりだとか、団長様って意外と紳士的なところもあって。――私、自分で思っていた以上に、団長様をとても信頼しているみたいなんです。だから謝らないでください」
「信頼……」
「はい。私、団長様以外の人だったなら、怖くて即刻逃げ出していたと思います」
思い返して、確かにそうだとリズは自分に気づかされる。