溺愛確定 冷徹御曹司とのお見合い事情
服の腕を捲り、冷蔵庫に手を伸ばす。
中には昨日炊いたのに食べ損ね、残ってしまった白米のおにぎりが入っている。
そこに味噌ダレを塗り、フライパンの上で焼くといい香りが部屋中に広がっていく。
あとは昨夜用意しておいた野菜たっぷりの豚汁を温めれば完成。
実に簡単だ。
「いい匂いだな」
声に振り向くと、吉池さんは白のニットに細身のチノパンというラフな服装に着替えていた。
スタイルがいいから、なにを着ても似合う。
それを言葉にしようと思ったけど、焦げた味噌の香りに、ある疑問がふと湧いた。
「今更なんですけど、洋食の方が良かったですか?」
「いや。和食の方が好きだよ」
良かった、とホッと胸を撫で下ろし、火を消して熱々の豚汁をお椀によそる。
「美味しそうだ。運ぼう」
「ありがとうございます」
豚汁の入ったお椀を吉池さんはダイニングテーブルに運んでくれる。
「あの、お箸はどこですか?」
流れで聞くと吉池さんがハッとしたようにこちらを向いた。
中には昨日炊いたのに食べ損ね、残ってしまった白米のおにぎりが入っている。
そこに味噌ダレを塗り、フライパンの上で焼くといい香りが部屋中に広がっていく。
あとは昨夜用意しておいた野菜たっぷりの豚汁を温めれば完成。
実に簡単だ。
「いい匂いだな」
声に振り向くと、吉池さんは白のニットに細身のチノパンというラフな服装に着替えていた。
スタイルがいいから、なにを着ても似合う。
それを言葉にしようと思ったけど、焦げた味噌の香りに、ある疑問がふと湧いた。
「今更なんですけど、洋食の方が良かったですか?」
「いや。和食の方が好きだよ」
良かった、とホッと胸を撫で下ろし、火を消して熱々の豚汁をお椀によそる。
「美味しそうだ。運ぼう」
「ありがとうございます」
豚汁の入ったお椀を吉池さんはダイニングテーブルに運んでくれる。
「あの、お箸はどこですか?」
流れで聞くと吉池さんがハッとしたようにこちらを向いた。