拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
「そっか…朝比奈くんも大変だったんだね…」
ストーカーとか盗撮とか、まるで芸能人みたい。
そんじょそこらの芸能人よりよっぽどカッコいいもんね!
でも謎がとけた。
女嫌いだから女子にあんなに冷たいんだね。
男子とは意外と普通に笑ってたりするもんなぁ~。
「…はっ!?なにそれ、氷の王子最低じゃんっ!」
そのときドアのベルが再びカランコロンと鳴って、うちの制服を着た女子が3人入って来た。
氷の王子って聞こえたけど、もしかして…
「俺があんたと付き合うとかありえないでしょ、ってそんな言い方なくない!?せっかく告白してんのに!」
「何様って感じだよね~朝比奈那月!」
朝比奈くんのことだー!