長い梅雨が明けた日

そんな健二と話してみれば、彼女はいるが健一先輩程チャラくなくてどちらかと言えば外見とは裏腹にクソ真面目だと思った。

だからつるむようになったけど、それでもやっぱり健二の横に並んで立つのは慣れなかった。


主に理乃が健二と俺を引き合いに出すからだ。

まだ理乃と身長がほぼ変わらなかった俺をからかう理乃。
ムカつく俺の横で「優弥も絶対背が伸びる」と言ってたのは健二だ。

理乃が俺をからかうと健二がフォローする。

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