こいつ、俺の嫁。【2】
久しぶりに三輪田くんに会えたのが嬉しくて、莉愛のことを忘れて話してしまっていた。
でも莉愛今二人のこと"白羽根の貴公子"と"疾風のカメレオン"って呼んだよね…?
「澪早く行こ!入学式始まっちゃうよ!?」
「わ、ちょっと莉愛!?」
あたしの手を掴んでそのまま莉愛に引っ張られる。
振り返って三輪田くんと國枝くんにまたねと手を振ると、二人とも振り返してくれていた。
二人とは学科が違うけどきっとバレー部で会えるだろうし問題ないとは思うけど…
視線を前に戻してあたしを引っ張る莉愛の背中を見つめた。
莉愛は二人の呼び名を知っていた。
もしかして莉愛もバレーをやっていた、とか?
「莉愛ってもしかしてバレー…」
「あ!これから始まるみたいだよ!席に早く座ろ?」
「う、うん…」
聞こうとした途中で莉愛が話しかけてきたから、最後まで聞けなかった。
しかも言い方的にもなんだか聞いてほしくなさそうだし…