こいつ、俺の嫁。【2】
ひとまずテツのことを簡単に言っておこうと口を開いたその時に奴はタイムリーにやって来る。
「輝~。智くんセンパイ捕まえてきたぞ」
「捕まえんなら担がなくていいだろ!
ってかオレを捕まえるなら部員捕まえろよ!」
「センパイ上手いこと言って逃げようったってそうはいきませんよ。
あ、お姫様抱っこの方が良かったッスか?」
「あぁ!?」
状況を簡単に説明すると巨人が巨人を担いでこっちに歩いてきている。
そしてバッチリあたしと目が合うと担いでいた先輩をその場に落として駆け寄ってきた。
先輩、なんか潰れたみたいなすごい呻き声出したけど大丈夫かな…?
「澪~。ようこそ宮古大バレー部へ」
「入ってないから!てか人前でくっつくな!」
「え?今朝はあんな積極的だったくせに?」
「あ、あれはあんたが…っ!」