オネエ社長に溺愛されています
今…何時だろう⁇
帰らないと…そう思い寝室を出た

「社長…寝てしまい失礼しました
遅くなりましたので帰ります」

「はあ⁇帰る⁇」

何か問題でも⁇

「あ〜荷物を取りに帰るのか〜
じゃあ待ってて車のキーを持ってくるから」

そうだった〜私…
ここに泊まるんだった〜

社長秘書になるなら泊まらなくても
いいのかな〜
だったら秘書室でいいんだけど

開発部は諦めよう
社長の家に泊まるなんて出来ない
あんなキスとかされたら…

「お待たせ。行こうか」

「あのう社長〜
もし私が社長秘書になれば
ここに泊まらなくてもいいですか⁇」

突然そんな事を言ったから
驚いた顔をしている社長

「……ん⁇
胡桃は開発部に行きたいんだろう⁇」

「そうですけど…
ここに泊まるのは…やはり…
秘書室勤務でいいので家に帰りたいです」

社長は私に近づき

「そんなに嫌か⁇」

切なそうに聞いてきた

「嫌とかではなく…恋人でもないのに…
その〜泊まるのは…」

そうよ!恋人でもないのに泊まるのは
おかしい。そうよ。おかしい

「そこまで言うなら秘書室勤務にする
でも俺が呼び出したら何があっても
こちらを優先してもらう」

「えっ!はい。」

よかった〜
社長にあんなキスされる事もない

それと先輩に会う事も出来る









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