未来へ続く道

ー渚sideー


「駿…」



「……渚」



「なんて顔してるんだよ」



「俺…俺…」

本当はどっちを信じたらいいか分からない
大輝があんな事するとも思えないし
駿が嘘をついてこんなことを言うなんて思えない

だけど、何よりもずっと一緒にいた大輝が
そんなことをする人だとは信じたくないんだ






「お前が信じたいと思う方がきっと正解だ」



「へ?」



「俺…最低だよな……」



「じゃあ、なんであんなこと」



「ブレーキは壊れてたんだ
整備してる時にそろそろ寿命なこともわかってた」

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