未来へ続く道
「それ大輝たちに今言えば!!」
「やめろ!!あいつらには言うな」
「なんで…今なら遅くないって!!」
俺は今その事を言えばまたみんなで
笑い合えると思った
みんなといる時間が俺は好きだったから…
「いいんだ……これで」
そう言って静かに涙を流す駿を見て
俺は余計に腹が立った
そこまでして何がいいのか分からなかったから
ずっと4人一緒にいたから
「なにがいいんだよ!!意味わかんねぇよ!!」
そう言って俺はこいつの胸ぐらを掴み睨んだ
「……………………………………」
駿がどうしてあいつにそんなことを言ったのか
理由を知った俺は目から流れる涙は病院の床に
ポタポタと、俺の目から止まる事もなくずっと落ち続けた。
「んだ…それ………馬鹿野郎…」
それから大輝と橙真は
俺の知らない間に2人自主退学していた
ー渚side endー