未来へ続く道

なんだかんだ言っても
これで瑠美も水着なわけだしみんなで
海へ駆け込んだ


海に入ってからは瑠美も楽しそうに笑い
俺たちは日が暮れる前まではしゃぎまくった
小柄で小さい瑠美は海の中で柚月に
最後までいじめられていた。



シャワーで海水を洗い落とし
俺たちは服に着替えて車までの道を歩く


「なんだかんだ楽しかったね」

瑠美がそう言うと柚月、橙真も
楽しかったと言い


「またみんなで海行きてぇな」
と俺は言った


「今度はお前水着忘れんなよー?」



「絶対忘れないわ」

多分二度と瑠美は水着を忘れないだろうと
俺たちはそう思った。


ー大輝side endー
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