俺様めちゃモテイケメンが一人にはまったら。

祐世side13

「向井、起きろ。そして離れろ。なんでベッドに入り込んでんだよ。」

「んー、祐世おはよ。」

「おはよじゃねえよ!おまえらも起きろ!直ぐに美月追いかけなきゃいけねえんだよ!」


美月が玄関を出て行く姿を見てやっと俺は今の状況を理解した。

俺はベッドで向井を抱きしめて寝ていた。

その姿を美月に見られた。

絶対に誤解している。早く追いかけて訂正しなきゃ。


「えっ?もしかして今の彼女?お前ヤバくない?その状況・・・。」


「そうだよ!だから早く帰ってくれ。」

俺が大きな声を出したから健吾と向井以外の後の三人も起きた。
なんとか全員を部屋から出して出かける用意をしながら美月に連絡を入れた。

何度も電話をかけなおしたが出ない。美月の家まで急いでやって来た。




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