激おこ転生幼女のモフモフ無双!
「これ、私がもらっちゃっていいの?」
「どういう意味だ?」
 受け取るのを躊躇する私に、マックスさんは怪訝に首を傾げた。
「だってこれ、すごく素敵で……。私がこれをもらったら、あなたの恋人が気を悪くしないかしら?」
「はははっ! 俺の恋人とは、フローラちゃんは小さいのに本当によく気が回るな。だが、そもそもこれは君が心配するような物じゃない。俺には年が離れた妹がいてな。手ごろな価格で品物も包装も洒落ているこの店を気に入りにしてるんだ。きっと君も気に入ってくれるだろうと思った。中身は小遣いでも買えるような品だ、だから遠慮なんかいらないさ」
 マックスさんは破顔して私の手を取ると、ポンッとジュエリーボックスを握らせた。
「あ、ありがとう。……開けてみていい?」
「ああ」
 なんだか自分が一気にレディにでもなったような気がして、胸がドキドキした。
 高鳴る鼓動を抑え、ベルベットのリボンを引く。
「うわぁぁ! すっごく可愛い!!」
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