激おこ転生幼女のモフモフ無双!
「当然だ。嬢ちゃんは騎士団付きの薬師見習いなんだろう? ならば嬢ちゃんも、間近でユーンデル騎士団の竜への不当な扱いや使役の実体を見てるはずだ。絶対的に不利と思われたモッツァー皇国との戦争に圧勝し、吸収合併まで成し遂げるなど誰が見ても異常だ。このままユーンデル王国の暴挙を放置しては、エスメラーダ半島は元より大陸までが植民地にされちまう」
「その通りだ。半島のため、しいては大陸全土のためにも、我らがやらねばならん! なにより、不当に使役される竜たちのためにもだ!」
 ……えぇっと。物凄い誤解が幾重にも絡まったこの状況をどうしよう。
 使命感に燃える目をしたおじさんたちを前に、私はどこをとっかかりに誤解を解いていこうかと頭を抱えた。
 ――ギィイイッッ!
「おい! 偵察の者が情報をあげてきた! ユーンデル王国の騎士たちが、ここのアジトのすぐ近くまで迫っている! 至急、目くらましに入口に岩を積み上げているが手が足りん!」
 私が頭を悩ませていると、上の階からおじさんの仲間が焦った様子でやって来た。
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