激おこ転生幼女のモフモフ無双!
 ……なんと。彼らに私を害する気はないらしい。ちなみに今の発言は、普通なら「金が入れば」となりそうな部分が「時が来れば」だったのがポイントだ。
「なら、どうして私を捕まえたの?」
 問いかけながら、私の中でおよその見当はついていた。
 害する気がなく、身代金が目的でもない。さらに、時が来れば解放するとまで言われれば、ほぼ間違いない。
 ……彼らの目的は、おそらく飛竜騎士団の足止め。私の捜索をさせることで、騎士たちをここに留め置きたいのだ。
「嬢ちゃんの生まれた国を悪く言いたかねぇが、ユーンデル王国の暴挙を止めるにはこれしかなかったんだ」
「そうさ。陛下も、苦肉の策だったに違いない。ユーンデル王国は――」
 そうしておじさんたちから聞かされたのは、あまりにも衝撃的な内容だった。
「え? ユーンデル王国が何某かの秘術を得て竜を無理矢理従えてエスメラーダ半島をまるごと植民地化って、おじさんたち、それ本気で言ってるの!?」
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