激おこ転生幼女のモフモフ無双!
飛び立つ直前、マックスが地上から声を張る。しかし聞かされても、俺はもう驚かなかった。
……やはりそうだったか。
俺はマックスから報告を受ける前、アイボリーのドラゴン殿の嘶きを耳にした瞬間に悟っていた。”幻の薬草”に端を発した一連の出来事は、全て巧妙に仕組まれた罠だったのだと――。
待っていろ、フローラ! すぐに君を助け出す!!
「マックス、お前たちも後から俺に続け! なお、岩の爆破はなくなったが、火薬や石割用の工具類は全て携帯せよ」
「ハッ!」
マックスに指示し、一気に高度を上げた。
「アイボリーのドラゴン殿、すまんが先に岩壁の向こう側へ行ってくれ!」
「ギュガッ(任せろ!)」
犯人へ怒り心頭の俺は、見つけ次第火薬で吹き飛ばすことにも、生き埋めにすることにも、寸分の躊躇はなかった。
そうして辿り着いた岩壁の向こう側。
「フローラの痕跡を消さぬよう、着陸場所は慎重に選べ!」
……やはりそうだったか。
俺はマックスから報告を受ける前、アイボリーのドラゴン殿の嘶きを耳にした瞬間に悟っていた。”幻の薬草”に端を発した一連の出来事は、全て巧妙に仕組まれた罠だったのだと――。
待っていろ、フローラ! すぐに君を助け出す!!
「マックス、お前たちも後から俺に続け! なお、岩の爆破はなくなったが、火薬や石割用の工具類は全て携帯せよ」
「ハッ!」
マックスに指示し、一気に高度を上げた。
「アイボリーのドラゴン殿、すまんが先に岩壁の向こう側へ行ってくれ!」
「ギュガッ(任せろ!)」
犯人へ怒り心頭の俺は、見つけ次第火薬で吹き飛ばすことにも、生き埋めにすることにも、寸分の躊躇はなかった。
そうして辿り着いた岩壁の向こう側。
「フローラの痕跡を消さぬよう、着陸場所は慎重に選べ!」