私の人生も捨てたもんじゃないかもしれない
パニックに陥り、恐怖が鮮明に思い出される。
怖くて声も出なかった、そんな時に彼から出た言葉は
「1回の浮気でガタガタ抜かすなよクソガキ。」
昔、母の口からもその言葉を聞いた事がある。
この人とは関わらない方がいい、
関わっては私はまた同じ恐怖を味わう事になる。
ただ、逆らえば何をされるかなんて本能でわかる。
「はい。すみませんでした。」
この言葉だけで精一杯だった。
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