密かに出産したら、俺様社長がとろ甘パパになりました~ママも子どもも離さない~

「……雛子が欲しい。湯を沸かす時間すら待てない」
「玲士……」
「愛させてくれるか? 昔のように」

 体を離してそう尋ね、彼女の目をまっすぐ覗き込むと、雛子は真っ赤な顔でこくんと頷いた。俺はすぐさま身を屈めて彼女の膝裏と背中に手をやり、華奢な体を抱き上げる。

 雛子は小さく「きゃっ」と悲鳴を上げたが、ソファに下ろされた時にはすでに覚悟を決めたのか、ルームウエアのファスナーをゆっくり下ろす俺に抵抗しなかった。

 露わになった滑らかな素肌にじっくりと手を滑らせ、時には舌でじっくりと味わう。

 彼女の敏感な場所が以前と変わっていないことに俺は懐かしさと感動を覚えつつ、丁寧な愛撫で彼女の体を溶かしていった。

「ああ、もうこんなにして……」

 指先で下着の内側をたしかめた俺が耳元で囁くように指摘すると、恥ずかしさに真っ赤になった雛子が、言い訳のように言う。

「だ、だって……」
「だって?」
「覚えてるから……体が、玲士のこと」

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